間違ったまま順位付けされるUVアイテム

日焼け止めを選ぶときに、日焼け止めのランキングを参考にする人は多いのではないかと思われます。
しかし、日焼け止めのランキングを参考にするにあたっては、そのランキングが本当に信頼に足るランキングであるかどうかを判断しなければなりません。

「ランキング上位だからきっと問題ないだろう」といってランキングを鵜呑みにするのではなく、目の前のランキングに対する厳しい批評的な眼差しを持つことが消費者には求められます。

ランキングを組むための問題提起があっているかどうか

たとえば、「肌に優しい日焼け止めランキング」というものがあった場合、「こういったランキングは問題提起が正しいのかどうか」をしっかりと考えていかなければなりません。
まず、大前提として「肌に優しい日焼け止め」というものがそもそも存在しないということ、そして「肌に優しい=効果がない」ということを理解したうえで、さらに「日焼け止めと肌の関係は個々人によって違う」ということを加味して判断すれば、「肌に優しい日焼け止めランキング」に対しては「ランキングの成立が不可能なレベルで、設定された問題それ自体が間違っている」という回答が導き出せます。

問題提起が間違っているランキングを見抜く眼を養う

もう一つ例をあげるならば、「プールで使える日焼け止めランキング」も、こういった「設定された問題が間違っているランキング」です。なぜかというと「日焼け止めはプールでは使っていけないもの」であり、「使っていいとしても塩素水で剥がれ落ちる」からです。
このように、ランキングを見るにあたっては「ランキングの成立条件が正しいかどうか」を考えることが重要になってきます。「問題提起が間違っているランキング」を鵜呑みにして、実質がない順位に惑わされないように注意しましょう。
紫外線との共生をめざして