オンラインカジノの無料ボーナスのために個人情報を提出するリスクについて

人がオンカジで遊ぶことを躊躇する理由として「本人確認」というものが挙げられるのではないかと思います。

オンカジというのは、日本の賭博法に照らし合わせると合法のギャンブルではありませんから、「違法性に関わる領域で本人確認を行い、個人情報を提出する」ということに危険を感じ、慎重になるというのは、人として当然の感覚であるでしょう。

オンカジの厳罰化が進行している現在、以前は気楽なものであった「入金不要ボーナスを受け取る」という何気ない行為も、不安ナシで受け取るのが心情的に若干難しくなっているということもよく理解できます。

そこで問題となるのは「入金不要ボーナスを受け取る段階で、本人確認が必要なオンカジ」の存在となります。

入金不要ボーナスでオンカジを遊びたいが、本人確認はしたくない。

そういった人たちにとって「入金不要ボーナスを受け取る段階で、本人確認が必要なオンカジ」というものは、判断が難しい悩みのタネともいえるオンカジであるでしょう。

そこで今回は、本人確認の有無に焦点をあてて、本人確認が必要なオンカジとそうでないオンカジのどちらの入金不要ボーナスを受け取るべきかという問題について考えていきたいと思います。

入金不要ボーナスを受け取る段階での本人確認はそれほど危険ではない

結論からいいますと、入金不要ボーナスを受け取る段階で発生する本人確認はそれほど危険ではありません。

オンカジに限った話ではなく、本人確認にともなう「個人情報の提出」には、どのような場合であれ最低限のリスクがあるものですが、オンカジの場合に発生するリスクは、ひとまずはこの「あらゆる本人確認に共通の、最低限のリスク」と同程度のものと考えていのではないかと思います。

入金不要ボーナスを受け取るだけの段階においては、「オンカジ独自の、違法性などに関わる特別なリスクはまだない」ということです。

オンカジというものは、「実際の金銭を賭けた賭博行為」を行う段階においてプレイヤー側に違法性が発生するものであり、入金不要ボーナスを受け取る段階や、入金不要ボーナスを使ってオンカジで遊ぶだけの段階では違法性がありません。

つまり、本人確認を躊躇する最初の心理的ハードルである「違法性があるところで本人確認しても大丈夫なの？」というものは、問題なく乗り越えているわけです。

本人確認が必要なオンカジで入金不要ボーナスを受け取るデメリットとしては「新規アカウントを作成する段階で身分証明書と住所確認書類といった本人確認のための書類の準備と提出が必要であり、それが面倒である」ということくらいでしょう。

本人確認が必要なオンカジで入金不要ボーナスを受け取ること自体には問題はないのですが、どうしても不安であるというなら、本人確認不要のオンカジで入金不要ボーナスをもらうとよいでしょう。

本人確認というのは、基本的には「オンカジでの勝利金」を出金するために必要となる手続きです。

そのため、本来は「ただオンカジで遊ぶだけ」であれば、本人確認は必要がないのです。

実際、無料のデモ版として遊べる「純粋に遊ぶことだけを目的にしたオンカジ」では、本人確認が不要です。

本人確認が不要で入金不要ボーナスがもらえるオンカジというのは、スタンスにおいては、これらの無料デモ版のオンカジに近いといえるでしょう。

入金不要ボーナスを受け取る段階で本人確認が不要なオンカジでは、前述した「書類準備の面倒さ」というデメリットが解消されますし、「まったく本人確認をしていない」ということで、リラックスした状態でオンカジが遊べるというメリットも発生します。

個人情報の悪用、流出などは「本人確認に共通の、最低限のリスク」でしかなく、「本人確認が必要なオンカジが、悪用や流出をするオンカジかどうか」に関しては、こればかりは誰にも予測することはできません。

顧客情報の流出などは、まっとうな合法企業の思いがけないところで起こることも多いため、「オンカジのお家芸」とはいえません。

本人確認が不要で入金不要ボーナスが受け取れるオンカジというのは、この「共通の、最低限のリスク」すら発生しないオンカジとしてオススメです。

オンカジでの本人確認にリスクが発生するのは、「リアルマネーでのやりとり」に移行する段階からとなります。

オンカジへの入金、入金したリアルマネーでの賭博、オンカジの勝利金の出金。これらの三つの行為がおこなわれる段階から、本人確認はリスキーなものとなるでしょう。

ここからは、これらの三つの行為が「入金不要ボーナスで遊ぶ」という行為と不可避的に関わるそれぞれのタイミングを見ていきましょう。

まず、「オンカジへの入金」ですが、これは「入金不要ボーナスを元手にした勝利金の出金」を考えているなら絶対に避けられません。

なぜ避けられないかというと、ほぼすべてのオンカジが勝利金の出金のために「最低一回の入金実績」をルールとして義務付けているためです。

続いて「入金したリアルマネーでの賭博」というダイレクトな違法行為ですが、これも「出金」を目的にした場合は避けられません。

なぜかというと、「入金実績」のための入金額には「1倍の賭け条件」が付される場合がほとんどで、「入金額を使い切って賭け条件を満たさないと出金ができない」という仕組みになっているためです。

勝利金の出金については、上述したような半ば強制的な違法行為を通過しないと完遂しない流れになっているわけです。ここで、個人情報と違法行為が紐づけられることとなります。

本人確認の有無という観点からは、どちらがオススメとはいえないというのがオンカジの入金不要ボーナスであると結論づけることもできるでしょう。

オススメという観点から見るならば「遊ぶために入金不要ボーナスを使うのはオススメだけど、出金目的ならオススメできない」といったところではないでしょうか。